新年のご挨拶

お知らせ

 明けましておめでとうございます。
 謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 昨年は名興文庫にとって大きな転換期となりました。
 本年は名興文庫の基盤をより盤石にし、更なる飛躍を目標に邁進いたします。

 昨年は2020年に始まったコロナウィルスによる行動制限が解除されましたが、経済の打撃はまだまだ大きいものです。2022年に始まったロシア・ウクライナ戦争は終わりが見えず、2023年からはイスラエルとハマスの戦闘が開始されました。燃料費の高騰や円安による経済格差は今後も広がると予想されます。本年は前々から指摘されている物流2024年問題が表面化するでしょう。

 時代は緩やかに、平和と豊かさを失いつつあるように思えて仕方ありません。
 そのため私は、それに伴う心の問題が一層深刻になるのではないか、と懸念しています。

 明るい未来を創り出すには、希望を抱いて行動できる、前向きな心が必要だと考えています。それは、他者の努力を嘲笑ったり、陰で流言したり、成功者の足を引っ張ったりするような行動からは、決して生まれない心です。

 私は、奇跡が起こるのをただ待つだけの物語ではなく、未来を信じて自ら行動できる心を育む物語を出版したいと考えています。それこそが、これから益々混沌と化す社会を切り開く勇気を与えてくれると思うからです。

 本年はその考えを一つの指針とし、より良き未来創出のための努力を重ねて参ります。幸いなるかな、名興文庫の活動を応援してくださる方が大勢いらっしゃいます。そして何より、名興文庫 相談役 堅洲斗支夜が名興文庫の事業拡大のため、尽力してくださっています。

 この場をお借りして御礼申し上げます。皆様、誠にありがとうございます。皆様の応援があるからこそ、物語で培った心を挫けさせることなく、前進することができています。心より感謝申し上げます。

 以上、長々と綴りましたが、新年の挨拶とさせていただきます。
 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
 本年も何卒よろしくお願いいたします。

名興文庫 代表 尼宮乙桜